「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

読み出すと結構読めるもので、実質4日で終了。
読み終えたものの、なんだかスッキリしない気持ちが残る。この感じは、前巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を読み終えた時に近いものがある。ハリーは散々いじめられたのにもかかわらず、救われない。何よりこの作者、登場人物の「死」に関しての表現がいまひとつだと思う。あの場面では誰も死んでないのに、ここで殺す必然性があるのか?それに、帯には「真実が明かされる『第5巻』」と書いてあるけど、はっきり言って大袈裟。たいした種明かしはない。...などなど。
7巻まで続く伏線も必要だとは思うが、なんだか次を読むこと考えると、気が重い。と言っても、まだかなり先だけれど。