中国:青島(チンタオ)

Haier

ものすごい高層ビルのすぐ側に、ものすごい貧民街があったり...。これが中国の現実かと思うと、なんだか悲しい。知識としては知っていても、実際目にすると、やはりかなりのショック。中国に限らず、日本以外の国はこんなものなのかもしれない。日本は幸せな国なのか??
ホテルへの向かう途中、「Haier」(海尔)という看板を掲げた大きなビル群を目にした。中国でも有数の家電会社で、しかもそこはその本社。一帯がこの会社のビルや工場で占められている。それにしてもマークがユニーク。海パンを履いた少年が二人、片方は大きく親指を突き出し、片方は金髪白人、しかもソフトクリームを持っている。この感覚、斬新(?)。青島には海尔通りなど、海尔の名の付くものが多いが、これは海尔がお金を出して命名権を買ったものらしい。また、いたるところに海パン小僧の大きな像も建っている。一見の価値あり(?)。http://www.haier.com/
ホテル(青島海天大酒店)がこれまたでかい。ホテルに入るなり、いきなり怪しいおばさんに話しかけられる。通訳の人曰く、「かわいい女の子のマッサージいかがですか?」ってコラーッ!いらんちゅうねん。外に出るものも怖いので、とりあえず1階の日本食レストラン「新橋」にて夕食。中国に来て、豚肉のしょうが焼き定食っと。
部屋にて、「口にする水はミネラルウォーターだけ」という教えを守り、歯磨きやウガイさえもミネラルウォーターを使用。状況は違うのだが、昔台風で家の水道が止まってしまった時の事を思い出す。バスタブの栓はチェーンが付いていない。これはドイツのホテルでも同じだったことを思い出す。貴重品はセイフティーボックスへ入れることにしたが、この説明書きの日本語が怪しい。肝心な部分が書いてない。英語の部分からだいたいの使い方を読んで適当に動作テスト。...どうやら大丈夫の様子。貴重品を入れ、ふたを閉じ、開けてみる。...あ、開かん!!!何度設定した番号を入力しても開かん!パニックになって、ボックスを2・3回なぐり再挑戦...開いた!のび太のママがテレビを空手チョップで直し、「角度にコツがあるのよ」と言っていたのを思い出す。寝る前に思いっきり疲れた。