中国:青島(チンタオ)2日目

燕京肥牛

文化の違いにいろいろと驚かされる。
自動車:クラクションやパッシングは当たり前。一見意味無く多用しているように思えるが、実は「俺が通っているんだから、お前ら避けろ」という意味らしい。先ほど一時間ほどかけてホテルに帰るまでに、何百回パッシングしたか分からないほど。はじめはあまりにも多いので、パッシングと気がつかなかった。割り込みも当然。クラクションを鳴らしながら割り込んでくる。逆に割り込まれた方が悪いような感じ。ありえない。一応、朝や昼間など日の出ているときはクラクション多様・夜はパッシング多様とどうもTPO(?)によって使い分けているらしい。追い越しもひどい。前から対向車が来ているのに平気で追い越す。逆に対向車が避ける。絶対おかしい。昨日今日2日で、かなり寿命が縮まった。信号には秒数表示(青:残り時間・赤:待ち時間)があり、大阪人に匹敵(それ以上?)するイラチである証拠と言える。
歩行者:どこでも歩く。大きな通りの真ん中も歩く。ブンブン車の走っている道を平気でわたってくる。誰一人として悪気のある顔をしている人はいない。徹底している。
高級しゃぶしゃぶ店(燕京肥牛)にて:なんだかパチンコ屋のようなド派手な電飾。空いている隣の席に荷物を置いたら、突然上からカバーをかけられた(盗難防止カバーらしい)。しゃぶしゃぶ用の固形燃料がテーブルに運ばれ、店の人がおもむろに持っていたボールペンをブスりっ!!突き刺してフタを開けた(ボールペンって便利!?)。この店でアルバイトをしている人の時給は3元ほど。高級しゃぶしゃぶを二人で腹いっぱい食べて、70元。金銭感覚を現地に合わせて修正する必要がある。余談だが、さすがに青島だけあって、青島ビールは中国の中でも一番安く飲めるという話。でもお酒は飲めないので関係なし。
海外に来るといつも感じることがある。自分の頭の中の思考空間が広がる気がするのはなぜだろう?その新しく用意されたスペースに、知識がどんどん蓄積されていく感じがとても強くしている。この感覚が得られるだけでも、再び海外に、特に新しいところに行く価値はありそうだと思う。